
退職代行を利用して実際に退職した看護師30名にアンケートを実施し、その結果から利用率No.2だったのが退職代行ニコイチです。
この記事では、退職代行ニコイチのサービス内容や評判・メリットデメリットをアンケートを元にして解説していきます。
看護師30名にアンケートというのは少ないと感じるかもしれないけれど
まだまだ看護師の退職代行サービスの利用率は低いから30名というのは多い方であると思ってくれていいよ。
退職代行ニコイチを利用するメリット・デメリットについて下記の表にまとめました。

それでは一つ一つ解説していきます。
興味がある項目から読み進めていってくださいね。
退職代行ニコイチの会社の詳細

退職代行ニコイチは2004年創立となっており、17年の実績を持つことから退職代行サービスの中では老舗になります。
ホームページ上では退職成功率100%を維持していると断言しています。
労働組合には所属していませんが、弁護士が監修しており長年の実績や技術も兼ね備えている点からも安心して任せられる会社であるといえます。
退職代行サービス利用開始までの流れ

退職代行ニコイチでは、相談無料で依頼者が納得するまで相談することができます。
納得ができたら入金し、退職したい日程や会社に伝えてほしいこと等諸々本格的に打ち合わせが開始となります。
打ち合わせが完了したら退職代行が開始となり、順調にいけば退職完了となります。
最後まで会社の方と顔を合わせることなく退職が可能となっています。
退職代行ニコイチ:利用するメリット

アンケート実施し、実際に出たメリットとともに退職代行ニコイチを調査して分かったメリットについても解説していきます。
次の項目から詳しく説明していきます。
弁護士の適正指導の下、退職代行が行われるから安心して任せられる

弁護士の適正指導が行われているため、弁護士法に抵触する心配がなく安心して任せておくことができます。
弁護士法とは、以下の通りになります。
要は、未払いの賃金の請求や会社を訴えるなどの方法は取れないのですが悪質な退職代行業者の場合は弁護士法に触れてしまい逆に訴えられる可能性があります。
そのため、弁護士が監修している退職代行ニコイチは安心できるといえるでしょう。
全て丸投げで会社の人と会うことなく退職できる

退職代行ニコイチに依頼を行うと、全て丸投げで最後まで会社の人と会うことなく退職することができます。
職場から何を持ってきてほしいのか、退職までに必要な書類は何かなどのヒアリングを行ったうえで実行に移してくれるので依頼者が会社に行かずに退職できるよう配慮してくれます。
自身の希望はしっかりと伝えておきましょう。
正社員もアルバイトも一律¥27,000(税込み)で追加料金なし

他の退職代行サービスによっては正社員とアルバイトで料金が変動することがありますが
退職代行ニコイチは正社員もアルバイトも一律¥27,000となっています。
また、追加料金も一切発生せず図のようにすべてのサービスが含まれています。
さらに、退職成功後も2か月間のフォローサービスがついているため退職後も安心して相談することができます。
有給消化のサポートもしてくれる

有給消化が全くできていない場合、消化したい旨を会社に退職代行ニコイチが代わりに伝えてくれます。
有給消化は労働者の権利なので、応じなければ会社を訴えることが可能です。
ただ、会社を訴える場合には弁護士が介入してもらう必要があります。
万が一退職に失敗しても全額返金保証あり

退職代行ニコイチではホームページ上では退職成功率100%を維持していると謳っているため、退職時にトラブルになったことはないといえるでしょう。
しかし、万が一退職に失敗してしまった場合には全額保証がついているため全額返金されてきます。
そのため、依頼料が戻ってこないといったトラブルが発生しない安心感はあります。
退職代行ニコイチ:利用するデメリット

アンケート結果を元にしたデメリットと、退職代行ニコイチを調査した際に判明したデメリットについて全て解説していきます。
気になる項目から読み進めていってください。
申し込みして10分で退職できるは誇張であり、2日はかかる

ホームページ上では申し込み10分で最速で退職できると謳っています。
しかし、実際にアンケートを実施した際に2日はかかったと情報がありました。
誇張しすぎている可能性があります。
最速でも2日かかってしまう可能性があることを念頭に置いておきましょう。
担当者と連絡がつかなくなる場合がある

退職代行ニコイチでは相談回数無制限ですし、相談無料になっています。
そのため、突然相談したくなることがあるでしょう。
その際に、担当者と連絡がつかなくなることがあるようです。
退職代行をしてくれている担当者と連絡がつかなくなるのはとても不安になりますよね。
もしも、現在の担当者が不安な場合には担当者の変更を申し入れてもよいでしょう。
あくまで”弁護士の適正指導を受けているだけ”なので弁護士法に違反する交渉はできない

退職代行ニコイチは弁護士の適正指導を受けているため、職場を説得するにはとても強い効力があるといえます。
しかし、実際に退職代行を行うのは弁護士ではありません。
そのため、弁護士法に触れることは一切できないと考えていただいた方がよいでしょう。
弁護士法に触れる内容は以下の通りになります。
- 残業代や賃金の未払いの請求
- 和解内容について交渉すること
- 退職日や退職金の交渉を行うこと など
つまり、利用者が言っていること代行して伝えることは違法になりませんが利用者の代わりに交渉を行うことは違法になる可能性がありますので注意しましょう。
万が一心配な場合には、料金を支払う前に相談する時間がありますのでその時に確認するのが良いでしょう。
退職代行ニコイチで交渉決裂してしまったら弁護士に介入してもらおう

退職代行ニコイチでは、弁護士が監修しており長年の経験と技術から退職成功率100%を維持できていますが、万が一交渉決裂してしまった場合には弁護士に介入してもらいましょう。
というのも、賃金の未払いに対する請求などは弁護士法に違反してしまうため退職代行サービスは介入できないからです。
そこで、おすすめなのが弁護士法人みやびです。
弁護士が通常介入すると相場では¥200,000以上の費用が掛かるといわれていますが、こちらの事務所は¥50,000と破格の値段設定となっています。
安く弁護士に依頼したい場合には弁護士法人みやびを利用することをオススメします。
オプションもつけることが可能ですが、詳しい情報はHPにて確認してみてください。

退職代行ニコイチを利用した人の声
退職成功率100%という宣伝に魅力を感じたから利用しました。
一度も職場に行くことなく退職することができたのでストレスがありませんでしたし、なにより金額もリーズナブルです。
ただ、申し込みから最短10分で職場に電話できるとホームページに記載がありますが、少し誇張しているように感じました。
病院からもその後私は一切連絡が入っていませんので、トラブルにもなりませんでした。
新しく異動した介護施設がすごく人間関係が悪く、自分でも退職したいことを言い出しにくい雰囲気であったため、友人に相談したところ退職代行のことを知り、利用しました。
自ら職場へのやり取りなどをしなくて済み、ストレスがなく安心しました。その後の必要書類のやり取り等もきちんとしてくださり感謝しています。
退職代行の方が用意して下さった退職願い用紙に記入し、職場に退職届けを出したのですが結局職場所定の用紙に再度記入しなくては受け付けてもらえず二度手間でした。
電話で退職の意思を伝えて下さった際はあっさり承諾して頂いたようでトラブルはありませんでした。
知人が先に活用をおこなっていて、無事に退職ができたから利用しました。
ほんとうに会社の上司と顔を合わせることがなかったので良かったです。
ただ、スタッフさんに連絡がつかないことがあり心配になりました。
病院の反応は特にありませんでしたが、現在は比較的人間関係が良好な職場に転職できています。
アンケート内容を一部抜粋しています。
退職代行の成功率100%という断言した広告に目を引かれて利用したといった意見が多かったです。
また、知人からの紹介という方も何名かいらっしゃいました。
メリット・デメリットを感じつつも、退職後は満足した転職先で勤められているようです。
看護師は転職サポートが乏しいため転職サイトを利用しよう
退職代行ニコイチには、一応転職サポートもついてはいますが”利用していない”とコメントされている方が多数いました。
つまり、看護師向けの転職サポートは乏しいといえるでしょう。
退職もして疲れてしまっている所に、転職活動を自力で行うのは精神的に辛いと思います。
そのような場合には、看護師専用の転職サイトを利用することをオススメします。
オススメの転職サイトについては下記の記事にてまとめていますので参考にしてください。

まとめ
- 弁護士の適正指導があり、17年以上の実績がある唯一の老舗
- 雇用形態関係なく一律¥27,000(税込み)
- 看護師の転職サポートは乏しいため自力で探すか転職サイトを利用しよう
- 全て丸投げで任せられるが、最短2日はかかると思っていた方が良い
- 弁護士の指導はあるが、弁護士が退職代行を行うわけではないため、残業代未払いなどの交渉を依頼したい場合は弁護士へ相談しよう
退職代行ニコイチは、他社よりも長い実績と経験があることから退職代行成功率100%を維持していると謳っています。
実際にアンケートでも円満に退職できている方がほとんどでした。
ただ、全ての退職代行サービスに言えることですが”利用者の意見をそのまま伝える”という行為はグレーゾーンで許容されていますが、”会社と退職代行サービス間で交渉する”といった行為は弁護士法に違反してしまうため行えません。
何か交渉してほしい場合には弁護士に相談することが適切です。
退職代行ニコイチは弁護士の適正指導が行われているため、違反行為を取ることはありません。
また、”利用者が賃金の未払いを要求しています”といった形であれば会社に伝えることは可能です。
退職代行ニコイチは利用する前に、利用者がどうしてほしいのかヒアリングをしっかり行ってくれますので自分の希望を明確に伝えていきましょう。
