人間関係|知識

【人間関係がドロドロで辛い看護師必見】良くなるコツと対策を伝授

看護師をしていると、人間関係がドロドロで疲れてしまったと話す方いますよね。

私自身も、人間関係に疲弊し心が折れてしまった経験があるので辛さがよくわかります。

ただし給料が良く・アクセスの良い職場の場合、人間関係さえ良くなれば続けたいと思う方も居るのではないでしょうか。

そんな方に朗報です。

もしも、人間関係が少しでも良くなる方法があるなら試したくありませんか?

そこで、看護師のドロドロな人間関係を良くしていくコツと対策を伝授していきます。

ずみかん

人間関係に悩んだ現役看護師の私が、100冊以上の書籍を読んで実践した結果よかった方法も伝授するよ!

あなたの職場環境が少しでも良くなるお手伝いをさせてください。

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看護師の主な退職理由に”人間関係”がある

看護師の職務満足に影響を与えている要因は、「給与・労働条件」「職場環境」「職業的地位」「看護管理」「当院勤務年数」の5つあることが明らかになりました。

ストレスと離職の関係について西ら(2007)(5)は、ストレスは「日常業務」「待遇」「人間関係」「余暇」の4つの因子で構成される

看護師の離職要因と離職がおよぼす影響より抜粋

看護師の離職に関する文献は多く存在し、その中には必ず「人間関係」が記載されています。

職務満足度にも影響し、ストレス要因にもなりうる「人間関係」は離職理由に大きな影響を与えていると言えるでしょう。

ずみかん

私自身も人間関係に悩んだ末に転職したよ

後輩ネコ

人間関係がドロドロしてると、職場環境や余暇にも影響してくるよね

ずみかん

そうだね~人間関係の良し悪しは色んな所に影響しあうからね

なぜ看護師の人間関係はドロドロしやすいのか

実習で通っていた病院だから大体の雰囲気が分かったと思っていたのに、実際に勤務したら人間関係ドロドロだったということありませんか?

私自身がそうでした。

就職直後に同期たちに職場の雰囲気を聞いたことがありますが、7割がキツイと話していました。

なぜ、こんなにも看護師の職場は人間関係に苦労するのでしょうか?

大きな理由としては以下の3つが考えられます。

  • 女性が多い職場だから
  • 価値観や看護観がそれぞれ異なるから
  • 命を預かる責任の重い仕事だから

では1つずつ解説していきましょう。

女性が多い職場だから

女性が多い職場では、女性特有の人間関係が構築されます。

例えば相手の気持ちを察して言葉を選ばないといけなかったり、相手に気に入られようとして同期の悪口を言ってみたり…。

これだけでも、女性同士の人間関係は面倒だなと感じますよね。

それもそのはず。

女性同士の人間関係にはめんどくさい性質が、大きく分けて3つ存在するのをご存じですか?

  • 私だけが選ばれたいと思う性質
  • 形だけの関係を持ちたがる性質
  • ”相手”という認識が希薄になる性質

この性質によって、人間関係がこじれていく要因になるのです。

詳しい内容については、別の記事で掲載しているので読んでみてくださいね。

【めんどくさい女性同士の人間関係を楽にする】女性の性質を知って対策しよう女性の多い職場では、女性同士の人間関係に悩む方が多いです。女性特有の人間関係の攻略法について紹介していきます。...


価値観や看護観がそれぞれ異なるから

価値観・看護観は人それぞれで、育った環境と自分の考え方によって構成されていきます。

何かに影響を受けて心に響くような体験がなければ、根付いた価値観や看護観はそう簡単に変わりません。

ずみかん

新人の時は仕事に追われて、患者さんのためになりたいという看護観が薄くなっていたよ

先輩達から、あなたの看護観は何?って問われてたな…

後輩ネコ

看護観は最初のころに変わりやすいよね

ずみかん

長く看護師を続けていくと段々と看護観が固まっていくんだけど、固まった後は中々変えられないよ。

看護師の数だけ看護観や価値観があるので、すべてを同じにすることはできません。

それが理解できず、相手に価値観や看護観を押し付けてしまう看護師がいるので人間関係がドロドロしやすくなるのです。

価値観や看護観を押し付けないようにあなた自身も注意してくださいね。


命を預かる責任の重い仕事だから

看護師は医師から指示を受けて処置を行いますが、実施する最後の人物として何かあった時に責任を問われます。

1つの医療事故でも、法的には3つの責任(民事責任、刑事責任、行政責任)を負う可能性があると言われているほどです。

筆者が実際に病院で勤務していた際にも、医療事故につながる火種は多々ありました。

例えば、医師からの薬指示表がテンプレートのまま更新されておらず禁忌の薬剤が記載されていたことも。

その時は指示表を確認した際にすぐ気づいたから良かったものの、気づかなければ事故になっていました。

このように最後に実施するのは看護師なので、自分の身を守るためにも出された指示や処置が本当に適切なのか判断する知識が必要になります。

  1. 責任感が無い看護師には仕事は振れなくなる
  2. 他の看護師の仕事量が増える
  3. 忙しさと責任感でイライラが増す
  4. 人間関係がドロドロになる

このような悪循環に陥ってしまうのです。

ずみかん

医師も人間だから間違えることもあるから、医師の指示だから安心と思ってはいけないよ!

後輩ネコ

患者さんや自分を守るためにも、知識は更新して身に着けていかないといけないんだね…

ずみかん

そうだよ!だから、知識や責任感が薄い看護師は嫌われやすいんだ…

看護師の人間関係を改善させる方法

看護師同士の人間関係がドロドロしやすいのは分かったと思います。

では、どうやったら人間関係を改善できるのでしょうか。

ここでは、私が実際にやって良かった内容も含めて10個紹介していきます。

  1. 相手の名前を呼び挨拶をする
  2. ハッキリと簡潔明瞭に話す
  3. 声のトーンを少し上げる
  4. 「~だと思います」は止めて言い切る
  5. 噂好きの看護師には良い情報しか流さない
  6. 人に頼ることで効率よく仕事をする
  7. 時間管理を徹底する
  8. 自分のストレス管理をする
  9. 他の看護師の感情に流されないようにする
  10. 信頼貯金を積み上げる

気になったところから読んでみてくださいね。

相手の名前を呼び挨拶をする

あなたは、挨拶の時個人の名前を呼んでいますか?

全体に向かってあいさつしても、返ってこない事ありますよね。

それは自分に向けて挨拶されていると思われていないからです。

そのため、相手からのあなたへの印象は薄くなります。

個人に向けての挨拶をすると”ちゃんと挨拶してくれる”という印象を与えられるんです。

ずみかん

最初は全体に挨拶して、そのあと隣に座ってた看護師に向けて〇〇さんおはようございますって挨拶してたよ!

後輩ネコ

個人に向けての挨拶を続けていると、次第に向こうからも個別で挨拶してくれて親密度が増すよね。

ハッキリと簡潔明瞭に話す

時間に追われている看護師にとって、どんな時も1分1秒と惜しいです。

そんな時に、しどろもどろに報告を受けたらどんな気持ちになるでしょう。

答えは、イライラするです。

私が新人の頃、どうしても自分の考えや行動に自信が持てずハッキリと簡潔明瞭に報告できませんでした。

そのため、相手の看護師を常にイライラさせていたのを覚えています。

ハッキリと簡潔明瞭に話すことを心がけるだけでも、次第に話し方が変わってくるので実行していきましょう。

また、話し方がうまい看護師をマネるのも大切です。

ずみかん

私はマネる所から始めて、次第にうまくなっていったよ。

簡潔明瞭にハッキリ伝えられるようになると、自信にもつながるよ!

声のトーンを少し上げる

声のトーンが低く暗いと、相手にも暗い印象を与えてしまいます。

私は声が低い上に、自信が無かったので新人の頃は明るい印象を与えられず”暗い”と言われていました。

書籍を読んだ時に、声のトーンをあげると相手からの印象を変えられると知り即実行。

すると、少しずつ声が通りやすくなり相手からの印象も変わっていきました。

ずみかん

声のトーンを変えるのは、すぐ実行しやすいからオススメだよ。

「~だと思います」は止めて言い切る

自分の知識に自信が無い時ほど「多分」や「だと思います」とつけがちです。

しかし、看護師は責任ある仕事である以上”~だと思います”ではいけません。

明言しないと信用に関わってきます

例えば、あなたが夜勤で日勤看護師から申し送りを受けたとしましょう。

あなた

日勤帯で尿破棄は何時に行ったんですか?

後輩ネコ

〇時に行ったと思います。たしか、〇ml破棄したと思います。

このように申し送られたら、本当に信用していいのか不安になりますよね。

相手にも不安を与えるような話し方は避けて、ハッキリと言い切るように心がけましょう。

噂好きの看護師には良い情報しか流さない

看護職の中には、必ずと言っていいほど噂好きの看護師が居ます。

言わないでねと言った内容は、ここだけの話として共有されると思ってください。

そして、悪い噂ほど広まるのが早いのが特徴です。

これは女性同士の人間関係においてよくあることですが、相手と仲良くなりたいからこそココだけの話として広めてしまいます。

【めんどくさい女性同士の人間関係を楽にする】女性の性質を知って対策しよう女性の多い職場では、女性同士の人間関係に悩む方が多いです。女性特有の人間関係の攻略法について紹介していきます。...

ですが、これを逆手にとって人間関係を良くしていくことも可能です。

それは、他の看護師の前では絶対に他の看護師に関する悪口や悪い噂を話さないことです。

なぜなら噂が巡り巡って本人の耳に入る可能性があるからです。

そして、他の看護師のいい所だけを話すようにしましょう。

慕われている先輩看護師を観察していた際、やはり他の看護師に流されて悪口を言うことなく寧ろいい所しか話していませんでした。

女性同士の人間関係の中で、悪口大会は避けられないかもしれませんが貴方だけは言わないように心がけてくださいね。

人に頼ることで効率よく仕事をする

仕事ができる看護師は、意外と人に頼っていることをご存知ですか?

1人でテキパキ仕事をしているように見えても、実はうまくお願いをすることで自分の仕事を分散させてます。

看護師の仕事量は多く、多重業務になりがちなので1人ではさばききれない時があるはずです。

その時には、何をどれだけ依頼するのか明確にしてから他の看護師に依頼をしてください。

お願いするのは悪いことではありません。

しかし、お願いされても受けない態度はダメです。

自分の態度が、周りに回って自分に返ってくると思って他の看護師の依頼もできる範囲で答えていきましょう。

頼るのが苦手な看護師は、他の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてくださいね。

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時間管理を徹底する

時間管理ができていないと、心に余裕がなくなり神経も逆立つので職場での雰囲気も悪くなります。

さらに時間管理がてきていないということは、仕事ができていない事にも直結するので信頼も得られません。

そのため、看護師にとって時間管理は人間関係を構築していくうえで特に重要と言えるでしょう。

実際に、時間管理ができていなかった新人時代は先輩からの信頼も薄く邪険にされていました。

看護師の時間管理方法をもっと詳しく知りたい場合は、他の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。

【時間管理が苦手な看護師は必見】効率よく動けるようになる看護師の時間術 この記事はこんな人向けです 効率よく動けるようになりたいいつも時間管理が甘いと怒られるから改善したい多重業務が苦痛だから楽にな...

自分のストレス管理をする

自分のストレス管理ができていないと、他人の感情に流されて気分が沈んでしまったりイライラすることがあります。

筆者自身も、ストレス管理ができていなかった時に他の看護師の感情に流されて常にイライラしていました。

しかし、自分なりのストレス管理ができるようになってからはイライラすることが格段に減りました。

私の場合、1人カラオケや1人旅をすることで発散されていました。

自分なりのストレス管理方法を見つけてみてくださいね。

他の看護師の感情に流されないようにする

ストレス管理と重なりますが、他の看護師から受ける感情に流されないことは人間関係を良好にするうえで大切です。

例えば、〇〇さんが嫌い!という他の看護師の感情に流されて関係ない自分自身も嫌いになる等。

女性が多い職場では、悪口大会が繰り広げられる場合があります。

その時に、相手の話を肯定しすぎると感情に流されてしまいますし否定しすぎると相手から嫌われます。

この場合は、否定も肯定もせず「〇〇さんはそう思うんですね。」と傾聴するだけに留めましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、自分の軸を太く持って流されないようにしてくださいね。

信頼貯金を積み上げる

信頼貯金とは、その名の通り看護師をしながら貯めていく信頼の事です。

言ったことは必ず行う、嘘はつかない、仕事は確実に行う等。

仕事に対して真摯に行っていれば、時間はかかるものの次第に信頼は積み重なっていきます。

あなたの仕事ぶりは、見ている人はしっかり見ていますので確実に人間関係は変わっていくでしょう。

何をしても人間関係最悪で変わらない場合は

今まで人間関係改善方法として10個紹介してきましたが、それでも変わらない場合はどうしたら良いでしょうか。

  1. 先輩や師長に相談してみる
  2. 病棟の異動希望を伝えてみる
  3. 転職して職場環境を変えてみる

私が実際に行った内容も含めて詳しく解説していきます。

先輩や師長に相談してみる

なぜ同期ではなく、先輩や師長への相談が先なのか。

これは実体験ですが、同期への相談はただの相談で終わってしまい改善にまでは至らないからです。

私は、師長やお局看護師からのパワハラを多く受けていました。

その際に同期へ相談したのですが、状況は変化することなく時間だけが過ぎていました。

仲の良い先輩へ相談したところ、師長が怒鳴っている時に庇ってくれたりフォローしてくれたりと心の支えになったのを覚えています。

あなたが、もしも職場の人間関係で悩んでいる時は同期以上の立場にある人達に相談すると状況が変わる可能性があるので試してくださいね。

病棟の異動希望を伝えてみる

給与や仕事には満足しているけれど、今いる病棟が問題である場合には異動希望を伝えてみましょう。

理由は聞かれますが、ハッキリと伝えてしまってよいです。

そうしないと、相手にはあなたの熱意が伝わらず異動に至らない可能性があります。

手抜きな仕事しかしない看護師が多い病棟で、日々鬱憤を募らせていた同期は師長にハッキリ伝えたそうです。

そして、何科でどんな勉強がしたいかも伝えて見事希望の科に異動することができました。

あなたも、人間関係に悩むなら躊躇わずにハッキリと自分の意思を伝えてくださいね。

転職して職場環境を変えてみる

今の職場が嫌で、異動しても逃げられない気がすると感じた場合は転職をオススメします。

筆者自身、パワハラやいじめをしていたのが師長や師長レベルのお局看護師達だったので追い詰められていました。

異動したとしても、元々異動の多い病院だったのでいじめていた看護師達と同じ病棟で働く可能性があったのです。

そのため、私の中では転職1択でした。

転職してからはパワハラやいじめから逃れることができ、安堵したことを覚えています。

精神的に追いつめられると、元に戻るまでに時間がかかります。

精神がボロボロになる前に、転職という選択肢を検討してみてくださいね。

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人間関係の良い職場の見極め方

人間関係が良い職場が、最初から分かったら就職する時に助かりますよね。

転職を何回か経験した筆者が、人間関係のいい職場の見極め方を特別に教えます。

  1. スタッフの笑顔が見られる
  2. 他のスタッフと少し雑談している様子が見られる
  3. 個人が指定した日にちで有給消化されている
  4. デジタル化が進んでいる
  5. PNS制度を取り入れていない

これは自身が体験した事から挙げられる見極め方になるので、参考にしてくださいね。

見極め方1:スタッフの笑顔が見られる

ありきたりかもしれませんが、スタッフの笑顔が少ない職場では人間関係がドロドロである可能性があります。

新人で入職した病院は、卒業生たちが多く入職しているということだけで選びました。

そのため内情を知らずに入職したのですが、初めて病院内の見学をした時スタッフの笑顔を1度も見ることはありませんでした。

案の定、激務でスタッフの疲労もあり患者さんと接している時でも笑顔はほとんど見られません。

病院の見学に行った際には、スタッフの笑顔が見られるかどうか注目してみてくださいね。

見極め方2:他のスタッフと少し雑談している様子が見られる

心や時間にゆとりが無ければ、他のスタッフとの雑談はできませんよね。

仕事をサボっているとかではなく、雑談できるぐらいの心の余裕があるかを見てほしいです

雑談できない職場は時間に追われ、スタッフが疲弊している可能性があります。

新人の時に働いていた病院では、少しでも雑談すると怒鳴られたので常に職場がピリついていました。

そんな環境だと、心も体も疲れてしまいます。

雑談するほどの心の余裕があるかどうか、見学した時に注目してみてくださいね。

見極め方3:個人が指定した日にちで有給消化されている

有給消化に関しては、会社に確認するしかありませんが是非聞いてみてください。

私が働いていた病院では、シフト提出する時に有給でと記載していなくても希望した休みが全て有給で消化されていました。

普通の休み希望だったので、勝手に有給消化されると今後夏休みなどの長期休暇が取れなくて困ると抗議したこともあります。

しかし、「貴方が希望した休みなんだから」と言われて取り下げられることはありませんでした。

ちなみにこの病院は、有給消化率100%を謳っていました。

ですから、例え有給消化率100%であっても個人が指定した日にちで有給消化がされているのか確認する必要があります。

勝手に有給消化される職場で、人間関係が良いことはまずありません。

勝手に有給消化されることでストレスが溜まるので、悪循環になりがちです。

直接聞きづらい場合は、転職エージェントに依頼すると聞いてもらえるのでお願いしてみてくださいね。

見極め方4:デジタル化が進んでいる

デジタル化が進んできているとはいえ、半分アナログが残っている病院も多々あります。

私が勤めていた病院では、電子カルテを導入しているけれど病棟指示は全て紙という中途半端な状態でした。

そのため、頓用薬の指示は印刷して患者ファイルにしまうルールが存在します。

ただし、医師が指示を更新した時に声をかけてくれないと紙が印刷されないためいつまでも古い指示のままになるリスクがありました。

このように、全てデジタル化されていればパソコン1つで済む問題がアナログがあることで手間が増えてしまいます。

手間が増えると仕事が増え、残業も増えていくので悪循環になりがちです。

デジタル化がどこまで進んでいるのか、必ず確認することをオススメします。

見極め方5:PNS制度を取り入れていない

これは体験談ですが、PNS制度を導入している病院はまず人間関係はよくありません。

PNS制度とは看護師が2人1ペアとなって一緒に仕事を行う制度です。

これにより、1人で行うリスクが分散されるので医療事故を減らせる効果を期待して取り入れている病院があります。

しかし、実際にPNS制度を体験した身としては以下のデメリットを感じました。

  • 常に監視されている気がする
  • 1人で判断して直ぐに行うという身軽さは無くなる
  • ペアの看護師が自分よりできない人だとストレスが溜まる
  • 2人1ペアだから単純計算で受け持ち患者が増える
  • できる方の看護師に負担がかかる

私はマイペースな看護師で、新人の頃は特に鈍くさかったので常にペアの看護師をイラつかせていました。

全ての行動を監視され叱られて、挙句には休憩室でペアの人が周囲の人に筆者がいかに仕事ができないかを披露していたことも。

この例は極端かもしれませんが、他の病院で働く同期達からもPNS制度は不人気でした。

安心を取るか、人間関係を取るかはあなた次第ですが私自身はPNS制度を取り入れている病院はオススメしません。

まとめ

看護師の人間関係と言っても、1つのパターンがあるわけではありません。

年齢、経験、価値観や看護観、立場などによって左右されます。

ここで紹介したのは1つの例でしかありませんが、当サイトでは様々な視点から人間関係を改善する方法を紹介しています。

1人でも多くの看護師が、人間関係の悩みから解放されるように願って書いています。

SNSでも情報発信していますので、興味があれば覗いてみてくださいね。

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