この記事はこんな人向け
- 他の人が気にしないだろうことまで気になって疲れた
- 自分がHSP気質なのか知りたい
- HSP気質について詳しく知りたいけど、本を買うのはめんどくさい
初めまして!現役看護師のずみかんです。
あなたは、自分が他の人よりも社会的刺激に敏感だと感じたことはありませんか?
例えば、後輩が他の人に怒られているのを見て自分の指導が悪かったからだと思い悩んだり、大勢の人の中に居ると疲れてしまう事はないでしょうか。
そんなあなたはHSP気質を持っているかもしれません。
普通の人と比較して社会的刺激に敏感になりやすいHSP気質の人は、ストレスが溜まりやすいので特に自分の気質について知っておく必要があります。
でも、わざわざ本を買ってまで知りたいとも思わないよ?
手っ取り早く、簡単に教えてくれるなら別だけど。
大丈夫、任せて!
君の代わりにHSPについての本をたくさん読んだから、簡潔にまとめて紹介するよ!
HSPはどんな気質なのか

HSPとはHighly Sensitive Personの略で、生まれつき非常に敏感な気質を持った人のことを指します。
通常の人と比較した際、非常に敏感に刺激に反応しストレスに感じてしまうのです。
しかしこの気質は病気ではなく、正常な特性であり異常ではありません。
HSPって生まれつきの気質なの?
そうなの!私も本を読んだ時びっくりしたんだ!
生まれつきの気質で正常な特性だって知った時は安心した記憶があるよ。

HSPには4つの特性がある
HSPには大きく分けて4つの特性があり、その頭文字を取ってDOESと言われています。
このDOESは、病気とHSP気質を分けて判断するために用いられる基準です。
HSP4つの特性DOES
- D:処理の深さ(Depth of Processing)
- O:刺激に敏感(Overstimulation)
- E:情緒的反応(Emotional Reactivity)
- S:些細なことにも気づく(Sensing the Subtle)
HSPってこんなに性質があるんだね!
でも言葉が難しすぎてよく分からないよ。
そうだよね!
そういわれると思って、次から詳しく解説していくよ~

HSP気質を最初に提唱したエレイン・N・アーロン氏の著書。心理療法士に”あなたは繊細(敏感すぎる)”と言われたのをきっかけに夫婦で研究を行う。HSP気質を詳しく知るのに欠かせない書籍。
D:処理の深さ(Depth of Processing)

処理の深さとは、過去の経験に関連付けて比較し判断を下すことを指します。
例えば、あなたがお菓子を食べるか判断を迷っているとしましょう。
HSPではない人は、誘惑に負けて食べたり食べなかったり…深く考えずに判断します。
しかし、HSP気質の人は過去にお菓子を食べてどうなったのか、食べることでどうなるのかを考えます。
そして、過去の体験に基づいて食べるか否かを判断するのです。
そのためHSP気質の人は、他の人と比較して判断までに時間を要します。
判断が遅い!ってよく言われたなぁ…
いや、今考えてるんで邪魔しないでくださいよって思ってたけど。
迷うくらいなら聞け!って私もよく叱られたなぁ~
他の人に頼る方法を学んでからは頼れるようになったけど、最初はできなかったな。
あ、他の人に上手に頼る方法は執筆中だからまっててくだされ。
O:刺激に敏感(Overstimulation)

刺激に敏感とは、他の人が疲れない状況でも容易に刺激を受けて疲れやすくなることを指します。
例えば、看護師はナースコールや雑音・他の人の話し声など刺激が多いですよね。
仕事中でも神経を使っているのに、休憩に入ると後輩や先輩達と同じ空間を共有して食事をしなくてはなりません。
空間を共有しているだけなのに、辛く感じませんか?
理由としては、周囲から聞こえる賑やかな音・周囲の人達の会話・自分の姿勢・食べ方・気配りなどで疲労感を感じてしまうからです。
疲れを感じやすいHSPは、一人の時間や静かな場所で過ごす時間を作り人より長く休息を取る必要があります。
実はコレ、私の実体験なんだよね(笑)
何でこんなに疲れるんだろうって思ってたけど、性質を知ってから腑に落ちたよ。
E:情緒的反応(Emotional Reactivity)

情緒的反応とは、相手の表情や感情を受けて共感する能力が高い事を指します。
例えば、悲しいニュースを聞いた時は自分の事のように悲しんだり嫌な気持ちになることはありませんか?
看護師は患者様の最期を看取る場面がありますよね。
家族の方が悲しいのだから看護師は泣いてはいけないと指導されましたが、やっぱり悲しくてこっそり泣いていました。
逆に、楽しいニュースを聞いた時は自身も楽しい気持ちになるでしょう。
このように、HSPは他者への共感能力が高い特徴があります。
1日の気分をニュースで影響されたくなくて、テレビを持ってないんだ~すごく精神的に楽になったよ!
テレビが無いなんて信じられない!世の中の事分かるの?
パソコンやスマホで情報は得られるし、なによりテレビを見ていた時間を他に充てられるようになったからお得よ!
S:些細なことにも気づく(Sensing the Subtle)

些細なことにも気が付くとは、言葉の通り他の人が見逃している小さなことにも気が付く能力に長けていることを指します。
例えば、言葉にしなくても相手の様子から何となく元気が無いと感じ取ったりできます。
患者さんの少しの変化も見逃さないようになったから、この能力に関しては感謝してるよ
HSPの人はみんな同じ”ではない”

HSPの特徴について述べてきましたが、注意して欲しいのはHSP気質の人は全員一律書いてある通りの反応をしめすわけではないということです。
その人自身が経験してきた内容次第で、HSP気質がポジティブにもネガティブにも働きます。
例えば周囲から褒められたり楽しい経験を積んできたHSP気質の人は、周囲の状況を察して行動することができるのです。
しかし、ストレスの多い日々を過ごしてきたHSP気質の人は自分でどうにかしようと抱え込んでしまったりするでしょう。
このようにHSP気質の人でも体験によっては方向性が異なるので、みんな一緒だと思わないよう注意が必要です。
私は学生時代にいじめやハラスメントを受けた経験から、自分が耐えればいい・誰にも頼ってはいけないという考えがあったな。
結局心が折れてしまったけど、HSPという言葉を知る機会になったよ!
HSP気質の人は休息を大切にしよう

HSP気質の人は社会的刺激(音、匂い、感触など)もストレス要因になります。
そのため、普通の人よりもストレスフルになりやすいので休息を適度に取りましょう。
HSPに適した休息方法は以下の3点です。
- 睡眠を適切に取る
- 瞑想など心を落ち着かせる機会を作る
- 外に出かける
私は睡眠を重視して休息を取るようにしているよ!
内容をもう少し掘り下げて解説していくね!
睡眠を適切に取る

HSP気質の人は、不規則な生活をしていると人一倍疲労がたまります。
夜勤がある人は特に、睡眠の質を向上させるようにしなければなりません。
睡眠の書籍には、寝る時だけベッドに入ろうなど記載されていますがHSPの場合は別です。
疲れたら目をつぶって横になるだけで体が回復していきます。
可能なら、寝れる時間まで寝てしまいましょう。
私は休日の時は8時間以上寝てるよ!
すぐに疲れてしまうから、疲労を感じたらすぐ眠るように心がけたら随分体が楽になったよ。
週2回以上夜勤があった病院勤務時代は、生活リズムが不規則で体も段々と不調になっていきました。
現在は日勤業務だけの仕事に変更したので、精神的にも肉体的にも楽です。
これを読んでいる貴方が看護師なら、夜勤のない仕事への転職も検討してみても良いかもしれません。

瞑想など心を落ち着かせる機会を作る

忙しい日々の中で、貴方はどれだけ心を休める時間をつくれているでしょうか。
瞑想などのマインドフルネスを行うことで手軽に心穏やかに過ごすことができます。
5分または3分でもいいので目を閉じて自分の呼吸音だけを感じる時間を作ってください。
瞑想によって集中力が上がり、心も自然と落ち着きます。
マインドフルネスが分からない場合は、サポートしてくれるアプリがあるからそれを使ってみてね!
ちなみに、私はリルックっていうアプリを使ってたよ!
瞑想の時間も取れないほど磯が良い場合は、仕事中にもできる深呼吸を取り入れましょう。
不安を感じている時には特に肩が前に出て体が丸まっている状態が多いので、空気をうまく取り入れられず気分も下がってきてしまいます。
ですので、姿勢を意識して正して深呼吸を行いましょう。
時間は特に指定はありませんが、できる限り自分が落ち着くまで行えると良いです。
外に出かける

HSP気質がある人は社会的刺激を避けるあまり、外に出ることを避ける場合もあります。
私自身も、外に出て人と関わるのが嫌になっていた時期がありました。
結果どうなったかというと、より鬱々とした日々を送ったのです。
景色・好きなもの・匂いなどに触れて段々と回復していく感じがあったよ。
極端に外を避けるのは良くないって実感したなぁ。
人は日光を浴びないだけでも気分が滅入ってしまう研究結果もあります。
自身が行きたい場所に行き、深呼吸しながら無心で景色を楽しむだけで良いので外に出るようにしましょう。
まとめ
- HSPはDOESという4つの特性を持っている
- HSP気質は生まれ持った性質で病気ではない
- HSP気質は他の人と比較してストレスが溜まりやすい
- HSP気質の人は自分に合ったストレス緩和法を行う必要がある
HSP気質の人がそうでない人と仕事をするのはやむを得ないですが、ストレスは溜まっていきますよね。
でも、私のように心が折れてしまう前にこの記事を読めたあなたは回復の余地があります。
書いてあることを試して、自分に合ったストレス発散法を身に着けていってくださいね。
ただ、職場の環境でストレスが上乗せされている場合は別です。
環境を変えることもストレス緩和の一つになります。
看護師向けのオススメ転職サイトを書いているので、自分で会社を探す気力も無い場合には参考にしてみてください。
HSP気質のあなたの心が軽くなりますように。