- お昼時間になると悪口大会が始まって辛い
- 女性の職場特有な雰囲気に馴染めないし、めんどくさいと感じる
- 信頼していた女性の同期や先輩に秘密を話したらバラされてしんどい
正直、女性特有のグループを作って結束する傾向はとても厄介に感じますよね。
当の私自身も、先輩たちの結束力が強く情報操作をされてしまい”新人たちは仲が悪い”と言いふらされてしまった経験があります。(実際は転職後も度々合うほど仲がいいです。)
ただでさえ、看護師という職業柄ストレス要因が多いのに女性同士の人間関係でさらに悩まされると頭が痛くなってしまいますよね。
この記事では、めんどくさい女性同士の人間関係の悩みを解決に導く方法を看護師目線から伝授しています。
看護師5年目になる現役看護師が100冊以上の書籍を読んでこの記事を書いてるよ。
人間関係に幾度となく悩んだ経験があるからこそ看護師特有の悩みを解消できる内容になってるよ。
どうしたら、めんどくさい女性同士の人間関係を断捨離できるのか。
結論を下記にまとめました。重要なポイントは3つです。
- 女性には”女の側面”があることを理解すると心に余裕が持てる
- 自分の”女度を下げる”と生きやすくなる
- ストレスをうまくスルーできたら自分をよく褒める
3つのポイントについて本文にて事例も使用して詳しく解説していきます。
自身が読みたい所から読み進めていってください。
女性には”女の側面”があることを理解すると心に余裕が持てる

女性は昔から”女性らしさ”を求められてきました。
相手が何も言わなくても察して行動することで”気が利く女性”として褒められてきたはずです。
そのような過程から、女性には”女の側面”が形成されていきます。
確かに、女性だからって我慢することもあったな。
女性はこうあるべきだと教えられてきた人は特に”女の側面”が強い傾向があるね。
女の側面は大きく分けて3つの性質があります。
- 選ばれたいともう性質がある
- 形だけの関係を持ちたがる性質がある
- 相手の領域であるという認識が希薄になる性質がある
3つの性質を知っているだけで、「ああ、この人は女の側面が強い人なんだな。」と納得することができるようになります。
3つの性質について次の項目から詳しく解説していきます。
選ばれたいと思う性質がある

「私が選ばれないなんて不安でたまらない。」
「選ばれないということは、価値の低い女なんだ…」
このように、自分が選択されないだけで不安や自己肯定感が下がってしまうのは女の側面の1つです。
例えば、職場での昇進が自分だけ決まったら同期が嫉妬していやがらせをしてきたというのは、選ばれたいと思う性質を持った女性の行動です。
このような性質を持った女性は、何らかの原因で傷ついた過去を持っています。
だから、選ばれないことに不安や焦燥感に駆られてしまうのです。
ただ、傷ついているから誰かを傷つけてよいというわけではありません。
これは傷ついた彼女の問題であって私には関係がない。
でもしょうがないから許してあげるか。
誰の問題であるのかに焦点を当てると、やはり彼女の問題であって貴方自身には関係ありません。
ですから、しょうがないけど許してやるくらいの心の余裕を持って対処するのがよいでしょう。
形だけの関係を持ちたがる性質がある

「周りも嫌ってるし、悪口言ってるから私ものっとこう」
「あっちの派閥に味方してた方が楽だから相手の派閥の陰口言っとこう」
このように、その場の雰囲気に流されてその場限りの表面上の関係を形成しようとするのは女の側面の1つです。
例えば、休憩中に本人のいないところで陰口を言っているような人は形だけの関係を持ちたがる性質を持った女性の行動です。
直接本人に行ってしまうと、自分自身に攻撃が返ってしまうため言えません。
そのため、相手がいない場所という安全なところから攻撃するのが良いと考えているのです。
自分の行いはいずれ返ってくるという言葉があるように
悪口に乗っかればいずれ自分にも返ってくるよ。
悪口というのはどこから漏れるか分かりません。漏れてしまえば人間関係を壊すリスクが高まります。
また、悪口に乗っかると周囲には同じような人間しか集まらないので人の質が下がります。
なぜなら同族性の法則という概念があり、人は自分に近い性格傾向の人を好む性質があるからです。
ですから周囲に流されず、あなたはあなたであることを貫くことが大切です。
相手の領域であるという認識が希薄になる性質がある

「あなたのためを思ってやったことだから、私は悪くない」
「ここだけの話にすれば、あの人から言われた秘密を話しても問題ない」
このように、問題や情報に関して誰の領域であるのかが希薄になり情報管理もずさんになってしまうのは女の側面の1つです。
例えば、自分は相手を思って取った行動が実は相手にとっては迷惑やおせっかいでしかなかったという人は相手の領域であるという認識が希薄になる性質を持った女性の行動です。
その場で良いと思ってしまったら、簡単に秘密をばらしてしまったりするのも同様です。
このような性質を持った女性は、自分の思いを相手がうまく読み取ってくれないと憤慨したり不機嫌になったりします。また、正論風を装って「~するべきだよ」と嫌味を言ってきます。
自分の領域は自分しか守れないよ。
相手の領域であるという認識が希薄になる性質を持った女性の場合は、あなた自身の領域を守るためにも一線を引くことが大切です。
あなたの情報を守れるのもあなただけですので、秘密を話す場合には誰に話すのかを見極める必要があります。
自分の”女度を下げる”と生きやすくなる

女性には女の側面を持っている人が多いので、人間関係は複雑になり面倒だと感じるでしょう。
特に女性の職場として根強い看護師は、多重業務や緊張の中で女の側面を前面に出す人が居たらストレスフルで心も体も疲れてしまいます。
ではどうしたら楽な人間関係を構築できるようになるのでしょうか。
答えはシンプルです。まずはあなたから、女の側面を捨ててしまいましょう。
女の側面を捨てるって具体的にはどうすればいいの?
要は女度を下げるという意味なんだ。
実際にあった事例を使って具体的に説明していくね
次の項目から、私自身が同期から聞いた話を事例にして具体的にどうやって女度を下げて人間関係を楽にしていくのか説明していきます。
事例1:職場内に派閥があってめんどくさい

<事例>
A子が勤務していた部署は、新設された部署だった。
様々な部署から異動してきたり、新しく募集をかけて入職してきた人で混在していた。
そのうち、部署内で院内で行ってきた方法に固執する人達と、他院のルールも取り入れたい人達で派閥ができてしまった。
A子はどっちつかずな態度を取っていたが、派閥に挟まれて正直めんどうだと感じていた。
看護師の職場はどうしても女性が多い分、女の側面を持った人たちが多ければ派閥が生まれてしまいます。
相手が自分の味方なのか、相手の味方なのかに対して敏感になっているのです。
中立な立場の場合はどうしたら良いの?
あなたが働いていくうえでこうしたいという欲求に従っていいんだよ。
職場は働く場所だから、と割り切ることが重要だよ。
もしも、あなたが中立の立場でいたいと思うならそのままで良いということです。
それでもしつこくどちらの派閥につくのか聞かれるなら、付き合いが悪い人になってしまえばどちらの派閥につくかなどといった話題にならないでしょう。
要は、派閥を作るような人たちと必要以上に親密にならないことが大切です。
自分を貫き一人でいることを苦に思わない。
敵味方という見方をせずに、公平で一貫性のある態度を貫こう。
あなた自身が親密になりたいと思える人とだけ、付き合いを良くしていれば自然と周りにも同じような人たちが集まってきます。
女の側面で触れたように、同族性の法則という概念があり、人は自分に近い性格傾向の人を好むからです。
派閥を作るような看護師に食事に誘われたりするのであれば、淡々と断って構いません。
ただし、相手の女の側面を刺激しないように断りましょう。
事例2:休憩時間になると悪口大会が開かれていて辛い

<事例>
B子の部署は表面上は仲良く仕事をしているが、休憩時間になると悪口大会になっている。
先輩たちの悪口を聞いていると、自分もきっと言われているのだろうと感じて辛くなる。
時々話を振られるが、「そうですね。」と返答するしかなく困っている
傷つくことを極端に恐れている”女の側面”を持つ女性は、安全な立ち位置から攻撃することを好みます。
陰口を言っている相手にさえ伝わらなければ、自分に攻撃が来ないからです。
同じように陰口を言い続ければ、あなたの周りには質の低い人間関係が形成されていきます。
なぜなら、 女の側面で触れたように、同族性の法則という概念があり、人は自分に近い性格傾向の人を好むからです。
では、陰口を言い合うような”女の側面”を持つ女性たちに巻き込まれないためにはどうしたらよいのか。
陰口は”女の側面”を持っている女性の典型的なパターンであると認識し、陰口を言われたら言われている人に関しては何も言及せずに相手をねぎらうだけの表現にとどめて返事をしましょう。
女の側面を持つ女性の典型的なパターンであると認識するだけで、仮に陰口を聞いてしまっても心理的ストレスは軽減されます。
相手をねぎらう表現の例を下記にて表しました。
あの人って〇〇で本当に使えないの。
あの時だってぼーっとしてるし。
ね、あなたもそう思うよね。
陰口子さんは、そんなことがあって大変だったんですね。
いつも熱心に指導されてますもんね。
本当にお疲れ様です。
このようなやり取りを行うと、陰口に加担せず過ごすことができます。
また、愛想を良くして相手にとって最も刺激の少ない空気のような存在になりましょう。
陰口を話すような女性と必要以上に仲良くなる必要はありません。
職場は職場であると割り切って構いません。
あなたはあなたですから、あなたが一番仲良くなりたいと思える人と人間関係を構築する努力をしましょう。
陰口やネガティブな発言は噂をしない。
全体的に愛想がよく、誰でも公平に接することができる。
事例3:男性の先輩や主任よりも、女性の方が厳しく感じる

<事例>
C子が所属していた部署には、男性看護師が3名在籍していた。1名は主任を兼任していた。
男性看護師に質問をすると丁寧に返答してくれるが、他の女性看護師や師長がとても厳しい。
時には怒鳴られたりすることもある。なんで私にだけこんなに辛く当たるのだろうか…と憤りを感じる。
結論から言うと、どんなに厳しい女性上司であっても悪口は言ってはいけません。
信頼されている上司であれば、悪口を言ったとたんにどこから漏れてしまうか分かりませんし、自ら人間関係を複雑にしてしまいます。
もしも、他の人たちからの評価があり信頼されている上司であれば仕事ぶりを見て積極的に学ぶ姿勢を示していきましょう。
先輩のここが凄いと思ったんですけど
私はこのようにやってもうまくいかなくて・・・
どうしたら先輩のようになれるのか教えてほしいです。
女性は人間関係の中で大切にされることを特に喜びます。
露骨に心からの敬意や好意を示されて喜ばない女性はなかなかいません。
上司のタイプがどうであれ、誠実に仕事をしていけば周囲からの評価も上がり厳しい態度を取られることも減っていきます。
人にわかって欲しいことがある場合には、できるだけ直接的な話し方をする。
自分が困っていることを話して協力を依頼することができる。
ただ、例外は必ずあります。
私自身、上司からの理不尽なパワハラで心を痛めた一人ですのでどんなに誠実に仕事をしていても
仕事に忙殺されている中では、気持ちに余裕が持てず上司達も心が荒んでいるので余波が後輩の自分たちにもやってきます。
どんなに誠実に仕事をしても報われず、もう無理だと心が悲鳴を上げてしまいそうだという場合には職場を変えてしまうのが良いです。
心が疲れているのであれば、優秀なエージェントに病院との細かなやり取りなどの面倒事は任せて転職活動に取り組んでしまいましょう。
オススメの転職サイトはこちらでまとめていますので参考にしてください。

事例4:信頼していた同期に相談したら翌日には全員が知っていてショックだった

<事例>
D子の所属していた部署には同期が4名居た。D子は異動してきたばかりだったが、同期と仲良くなり自分の秘密を打ち明け相談した。
翌日出勤すると、先輩たちがD子が同期に打ち明けた秘密に関して話しているのを聞いてしまい、裏切られたと感じてとてもショックに感じた。
人間不信に陥りそうだった。
”女の側面”を持っている人の典型的な性質として、相手の領域なのか自分の領域なのか曖昧になります。
ですから、自分が良いと思ってしまえば個人情報を簡単に公開してしまうのです。
”女性の側面”をもつ女性に、なぜ言ってしまったのかと問いただしても本人は自分が秘密を暴露してしまったという概念すら持ち合わせていないことが多いです。
自分のことを心配してくれたから。ある程度仲良くなったから、もっと仲良くなるために秘密の共有がしたい。このような基準で秘密を話す相手を選んではいけません
どれほど口が堅いのかという点を重視して話すようにしましょう。
相手と自分の領域を冷静に判断できる
口が堅く簡単に情報を漏らさない
個人情報の重さよりも、相手との関係性を重視するような人とはある程度距離を取るようにしましょう。
そのような人と、人間関係を構築するのに時間を費やすのはとてももったいないです。
時間は有限ですので、あなた自身が親密になりたい人と距離を近づけていくようにしましょう。
ストレスをうまくスルーできたら自分をよく褒める
面倒な女性同士の人間関係を改善する方法、もとい人間関係を断捨離する方法を述べてきましたが”女の側面”を持っている女性と対峙すると必ずストレスは生まれますよね。
面倒な人間関係を改善する方法は分かったけど
ストレスを感じたらどうしたら良いの?
ストレスを感じつつも、うまく乗り切ることができたら
”えらい!”と自分自身を褒めるクセをつけてみよう!
人は褒められると報酬系・快楽中枢などとよばれる部分が活動することが科学的に証明されています。
つまり、褒められるということは人間にとって快感につながっているのです。
”女の側面”を強く持っている女性と対峙してストレスを感じたり、怒りを感じてもうまく鎮めて乗り切ることができたら、偉い!すごい!と自分を褒めるようにしましょう。
自分を褒めるクセをつけると、自動的に怒りやストレスを抑制→快感という流れが生まれてきます。
ただ、うまく乗り切ることができずストレスを抱えている場合は抑制してはいけません。
悪いストレスは、心身に影響を与えてきます。
陰口以外で自分なりの発散方法を確立し、昇華させていきましょう。
まとめ
めんどくさい女性同士の人間関係を改善、もとい人間関係を断捨離する方法で特に重要なのは”女度を下げること”だと述べました。
女度を下げるとはどういうことなのか、下記の表にてまとめました。
- 他の女性のことを気にしない
- 基本的には暖かく、他人に協力できる場合には協力する1人でいることに問題を感じない。
- 敵味方という味方をせず、公平で一貫性がある。
- 陰口やネガティブなうわさ話をしない
- 人にわかって欲しいことがある場合には、私はを主語にしてできるだけ直接的な話し方をする
- 自分が困っていることを話して協力を依頼する
女度を下げるということは、他の女性が持っている”女の側面”に流されないということです。
あなたから女度を下げていくことで、周りを巻き込んで周囲の女性の女度も下げてしまいましょう。
そして、職場での人間関係というのは良くないというのがスタンダードです。
ですから、職場の人間関係は最低限のコミュニケーションが取れれば充分なのです。
家庭や友人関係を築くにも大変なのに、職場の人間関係も深く築こうとするから疲れてしまうのです。
先輩や、同僚などにあなたの味方・相談相手が1人いるだけで職場で感じるストレスはより減少します。
自ら女性の側面を手放して、楽に人間関係を構築していきましょう。
記事内で紹介した方法でも改善しない場合や、ストレスフルな場合には職場を変えてしまうのも一つの手です。
しかし心身が疲れている時に、病院との交渉は疲れてしまいますよね。
優秀なエージェントに面倒な交渉は任せて、重要なところだけに力を注げるようにしましょう。
【マイナビ/看護roo/NJB転職サイトまとめ】看護師の転職に強い味方になってくれるサイトを紹介でオススメサイトを紹介しているので参考にしてください。
参考書籍

一番参考にした書籍です。女性の人間関係に悩む看護師たちに読んでほしい1冊になっています。

様々なストレスの対処法が載っている1冊です。

悩んだ時の対処法を参考にしました。ストレスは闘牛士のように受け流す技術が必要だと理解できるようになります。