人間関係|知識

【看護師特有のめんどくさい人間関係】事例から学ぶ人間関係攻略法4選を大公開

  • 看護師の人間関係がめんどくさい
  • 人間関係にストレスを感じているけど具体的にどうしたら良いのか分からない
  • 人間関係のストレスに対して何か対策があれば知りたい

看護師は男性看護師が増えたといっても、まだまだ女性看護師の割合が多いため

どうしても女性特有のコミュニティが形成されさやすい現状にあります。

例えば、昼食時の陰口や仲間を作って固まってしまうなど

新人や中途採用者にとっては馴染みにくい環境が作り上げられていることがあります。

人間関係に悩むことが多い看護師ですが

女性の看護師の場合どうしたら人間関係が良好となるのか解決法を具体的に提案します。

ずみかん

人間関係に関する多くの書籍と実体験を元にこの記事を作成しているよ。

この記事で、あなたの悩みが一つでも減ることを願っています。

自分の”女度を下げる”と人間関係が楽になる

女性には女性ならではの性質を持っている人が多いので、人間関係は複雑になり面倒だと感じるでしょう。

女性ならではの性質とは大きく分けて以下の3つになります。

  • 私だけが選ばれたいと思う性質
  • 形だけの関係を築きたがる性質
  • 相手の領域だという認識が希薄になる性質(相手のためだからと余計なことをする、相手の秘密を言いふらしてしまう等)

女性ならではの3つの性質を詳しく知りたい場合にはリンクから記事に飛べますので確認してください。

女性の職場として根強い看護師は、多重業務や緊張の中で女の側面を前面に出す人が居たらストレスフルで心も体も疲れてしまいます。

ではどうしたら楽な人間関係を構築できるようになるのでしょうか。

答えはシンプルです。まずはあなたから、女の側面を捨ててしまいましょう。

女性ならではの性質を自ら捨てることを、女度を下げるとこの記事では置き換えて伝え行きます。

次の項目から、私自身が同期から聞いた話を事例にして具体的にどうやって女度を下げて人間関係を楽にしていくのか説明していきます。

事例1:職場内に派閥があってめんどくさい

<事例>

A子が勤務していた部署は、新設された部署だった。

様々な部署から異動してきたり、新しく募集をかけて入職してきた人で混在していた。

そのうち、部署内で院内で行ってきた方法に固執する人達と、他院のルールも取り入れたい人達で派閥ができてしまった。

A子はどっちつかずな態度を取っていたが、派閥に挟まれて正直めんどうだと感じていた。

看護師の職場はどうしても女性が多い分、女の側面を持った人たちが多ければ派閥が生まれてしまいます。

相手が自分の味方なのか、相手の味方なのかに対して敏感になっているのです。

職場内に派閥がある場合に使える攻略法

  • 敵味方という見方をせずに、公平で一貫性のある態度を貫こう。
  • 自分を貫き一人でいることを苦に思わない。
みかんの花

中立な立場の場合はどうしたら良いの?

ずみかん

あなたが働いていくうえでこうしたいという欲求に従っていいんだよ。

職場は働く場所だから、と割り切ることが重要だよ。

もしも、あなたが中立の立場でいたいと思うならそのままで良いということです。

それでもしつこくどちらの派閥につくのか聞かれるなら、付き合いが悪い人になってしまえばどちらの派閥につくかなどといった話題にならないでしょう。

要は、派閥を作るような人たちと必要以上に親密にならないことが大切です。

あなた自身が親密になりたいと思える人とだけ、付き合いを良くしていれば自然と周りにも同じような人たちが集まってきます。

同族性の法則という概念があり、人は自分に近い性格傾向の人を好むからです。

派閥を作るような看護師に食事に誘われたりするのであれば、淡々と断って構いません。

ただし、相手の女の側面を刺激しないように断りましょう。

「私は職場と私生活分けてるので」などと公言すると、相手の女の側面を刺激してしまうため注意が必要です。

事例2:休憩時間になると悪口大会が開かれていて辛い

<事例>

B子の部署は表面上は仲良く仕事をしているが、休憩時間になると悪口大会になっている。

先輩たちの悪口を聞いていると、自分もきっと言われているのだろうと感じて辛くなる。

時々話を振られるが、「そうですね。」と返答するしかなく困っている

傷つくことを極端に恐れている性質を持つ女性は、安全な立ち位置から攻撃することを好みます。

陰口を言っている相手にさえ伝わらなければ、自分に攻撃が来ないからです。

陰口を言い合う場面に遭遇した時に使える攻略法

  • 陰口やネガティブな発言で噂をしない
  • 全体的に愛想がよく、誰でも公平に接する
  • 陰口を言うような人と必要以上に仲良くする必要はない

同じように陰口を言い続ければ、あなたの周りには質の低い人間関係が形成されていきます。

なぜなら、 同族性の法則という概念があり、人は自分に近い性格傾向の人を好むからです。

では、陰口を言い合うような性質を持つ女性たちに巻き込まれないためにはどうしたらよいのか。

陰口は”女の側面”を持っている女性の典型的なパターンであると認識し

陰口を言われたら言われている人に関しては何も言及せずに相手をねぎらうだけの表現にとどめて返事をしましょう。

女の側面を持つ女性の典型的なパターンであると認識するだけで、仮に陰口を聞いてしまっても心理的ストレスは軽減されます。

相手をねぎらう表現の例を下記にて表しました。

陰口子

あの人って〇〇で本当に使えないの。

あの時だってぼーっとしてるし。

ね、あなたもそう思うよね。

ずみかん

陰口子さんは、そんなことがあって大変だったんですね。

いつも熱心に指導されてますもんね。

本当にお疲れ様です。

このようなやり取りを行うと、陰口に加担せず過ごすことができます。

また、愛想を良くして相手にとって最も刺激の少ない空気のような存在になりましょう。

陰口を話すような女性と必要以上に仲良くなる必要はありません。

職場は職場であると割り切って構いません。

あなたはあなたですから、あなたが一番仲良くなりたいと思える人と人間関係を構築する努力をしましょう。

事例3:男性の先輩や主任よりも、女性の方が厳しく感じる

<事例>

C子が所属していた部署には、男性看護師が3名在籍していた。1名は主任を兼任していた。

男性看護師に質問をすると丁寧に返答してくれるが、他の女性看護師や師長がとても厳しい。

時には怒鳴られたりすることもある。なんで私にだけこんなに辛く当たるのだろうか…と憤りを感じる。

このような場合には、女性看護師が強く当たるまでの背景や性格にも左右されるため

今回紹介する方法を行えば必ず解決できると断言はできません。

しかし、一部の人間関係は解決できる可能性を秘めているので紹介していきます。

男性より女性看護師の方が強く当たってくる時の攻略法

  • 自分が困っていることを話して協力を依頼する
  • 人にわかって欲しいことがある場合には、できるだけ直接的な話し方をする
  • どんなに厳しい女性上司であっても職場内で悪口は言ってはいけない

周りから信頼されている上司であれば

悪口を言ったとたんにどこから漏れてしまうか分かりませんし

自ら人間関係を複雑にしてしまいます。

もしも、他の人たちからの評価があり信頼されている上司であれば

仕事ぶりを見て積極的に学ぶ姿勢を示していきましょう。

ずみかん

先輩のここが凄いと思ったんですけど

私はこのようにやってもうまくいかなくて・・・

どうしたら先輩のようになれるのか教えてほしいです。

女性は人間関係の中で大切にされることを特に喜びます。

露骨に心からの敬意や好意を示されて喜ばない女性はなかなかいません。

上司のタイプがどうであれ、誠実に仕事をしていけば

周囲からの評価も上がり厳しい態度を取られることも減っていきます。

理不尽でパワハラ上司の場合はどうしたら良いのか

例外は必ずあり、紹介した方法でも解決できない場合があります。

私自身、上司からの理不尽なパワハラで心を痛めた一人ですのでどんなに誠実に仕事をしていても

仕事に忙殺されている中では、気持ちに余裕が持てず

上司達も心が荒んでいるので余波が後輩の自分たちにもやってきます。

どんなに誠実に仕事をしても報われず、もう無理だと心が悲鳴を上げてしまいそうだという場合には職場を変えてしまうのが良いです。

心が疲れているのであれば、優秀なエージェントに病院との細かなやり取りなどの面倒事は任せて転職活動に取り組んでしまいましょう。

オススメ転職サイトをまとめてみたい場合はリンクから記事に飛べるので確認してください。

事例4:信頼していた同期に相談したら翌日には全員が知っていてショックだった

<事例>

D子の所属していた部署には同期が4名居た。D子は異動してきたばかりだったが、同期と仲良くなり自分の秘密を打ち明け相談した。

翌日出勤すると、先輩たちがD子が同期に打ち明けた秘密に関して話しているのを聞いてしまい、裏切られたと感じてとてもショックに感じた。

人間不信に陥りそうだった。

”女の側面”を持っている人の典型的な性質として

相手の領域なのか自分の領域なのか曖昧になります。

ですから、自分が良いと思ってしまえば個人情報を簡単に公開してしまうのです。

”女性の側面”をもつ女性に、なぜ言ってしまったのかと問いただしても

本人は自分が秘密を暴露してしまったという概念すら持ち合わせていないことが多いです。

相手の情報を勝手に話す人に関わってしまった時の攻略法

  • 相手と自分の領域を冷静に判断できる相手を選ぶ
  • 口が堅く簡単に情報を漏らさない相手を選ぶ
  • 個人情報よりも相手との関係性を重視するような人とは距離を置く

自分のことを心配してくれたから。

ある程度仲良くなったから

もっと仲良くなるために秘密の共有がしたい。

このような基準で秘密を話す相手を選んではいけません

どれほど口が堅いのかという点を重視して話すようにしましょう。

また、個人情報の重さよりも相手との関係性を重視するような人とは

ある程度距離を取るようにしましょう。

そのような人と、人間関係を構築するのに時間を費やすのはもったいないです。

時間は有限ですので、あなた自身が親密になりたい人と距離を近づけていくようにしましょう。

まとめ

・職場内に派閥がある場合

→公平に接する・自分を貫く

・陰口大会が辛い場合

→公平な態度で話す・必要以上に陰口を話す人と関わらない

・男性より女性看護師の当たりが強い場合

→頼りにしているというアピールをしながら接する・その人の悪口は言わない

・秘密を簡単に話してしまう人と関わった場合

→個人情報を漏らす人とは関わらない・口が堅い人を選ぶ

ここで提案している解決法は書籍を参考に記載していますが

必ずしもこの方法をしたからと言って解決するとは言えません。

解決策の一つとして参考にしていただけたらと思います。

また、どんな解決法を試しても解決に至らなかった場合には

そもそも環境を変えてしまうことをオススメしています。

職場内で異動をするか、転職をして職場自体を変えてしまう方が

辛い状況を打破できる可能性が高まります。

私は病院への転職経験を経て、現在デイサービスに転職をしましたが

心身共にとても楽になりました。

そもそも病院勤務が合っていなかったのだと思います。

病院が辛いのなら、病院以外の職場に転職すると心が楽になる可能性がありますので検討してみてください。

病院以外の求人を多く掲載しているスマイルナースについて詳しく解説していますので、興味があれば参考にしてください。

この記事に書かれている解決法以外で解決した場合には

筆者のTwitterまたはInstagramにてご連絡いただけますと記事の質向上に繋がりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

参考書籍

女子 人間関係 本

一番参考にした書籍です。女性の人間関係に悩む看護師たちに読んでほしい1冊になっています。

ストレスフリー 精神科医 本

様々なストレスの対処法が載っている1冊です。

悩まない方法 本

悩んだ時の対処法を参考にしました。ストレスは闘牛士のように受け流す技術が必要だと理解できるようになります。

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