人間関係|書籍

【カウンセラー絶賛!】人間関係に疲れたあなたへ贈る”嫌われる勇気”

みかんの花

人間関係に疲れちゃった・・・どうしたら円滑にできるんだろう

ずみかん

私も職場や友人との人間関係にたくさん悩んだよ…。

そんな時に読んだ書籍で考え方が変わったから紹介するね!

最初に本の評価をまとめたから参考にしてね。

書籍の評価

嫌われる勇気

ポイント①:会話形式で読みやすい

ポイント②:読んだ後に考え方が変わる

ポイント③:あなたは絶対変われる!と背中を押してくれる

9

読みやすさ

6

実践しやすさ

7

面白さ

8

学びになる

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では、書籍の紹介にうつっていきましょう!

どういう本なのか:結論

< 結論 >

他人を気にして生きるのはもうやめろ!他人の評価なんて気にするな!

みかんの花

他人を気にしなくてよくなれば楽だよね。それができればだけど・・・

かん

そうだね。分かりにくい部分は生活に活かせるようしっかり説明していくね。

誰に向けた本なのか

みかんの花

そういえば、嫌われる勇気って強烈な題名だよね。

ずみかん

そうだね。でもね、この題名にも思いが込められているんだよ。

著者の一人である岸見一郎さんは、嫌われる勇気さえ持っていれば人間関係に悩むこともなく

人は誰でも幸せに生きることができると説いているよ。

みかんの花

うーん。となると、どんな人に向けた書籍なの?

こんな人にオススメ

・人間関係に悩んでいる人

・人間関係を円滑にする方法を模索している人

・HSP気質で疲れてしまった人

・幸せに生きたいと思っている人

生活をしていると様々なストレスにさらされますよね。

学生なら学校やバイト先などでの人間関係。

職場なら上司や同僚、家庭なら夫婦間や子供との関係…

日本人は”言わぬが花”といった言葉があるように

遠慮や謙虚さが日本の美徳とされている面があります。

そのため、ストレスを抱える日本人が多いのは事実です。

日本の美徳を愛するのは素晴らしいことですが、それに対して”嫌われる勇気”では警告をしています。

こちらの書籍を読めば”嫌われる勇気”の題名の本当の意味幸せになれる思想を学ぶことができるでしょう

本の概要

本書は、フロイトユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。

欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な”答え”を提示します。この世界の一つの心理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、何も変わらないのか…。

さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょうー。

嫌われる勇気P.4
みかんの花

アドラー心理学をもとに書かれている書籍なんだね。

物語形式なら読みやすそう。

ずみかん

アドラー心理学は賛否両論ある心理学なんだ。

でも、青年が受け入れていくまでを会話形式で描いているから読み手も感情移入ができて理解しやすくなってるよ。

心理学や哲学という分野だと正直読みにくいのではないか?と感じる方が多いと思います。

私もその一人でした。

しかし、小説のような感覚で読み進められていくので抵抗なく最後まで読めます。

心理学や哲学の分類の中では読みやすさ度は高いといえます。

この書籍から得られる学び

  1. 他者との比較をやめよう
  2. 自分の幸せ=相手の幸せではない|課題の分離が大切
  3. あなたは存在しているだけで価値がある
  4. 今を全力で生きればこの瞬間から幸せになれる
みかんの花

よくわからないから具体的にポイントを教えてよ!

ずみかん

大丈夫!4つすべて解説していくね!

他者との比較をやめよう

劣等コンプレックスとは、自らの劣等感をある種の言い訳に使い始めた状態のことを指します。具体的には「わたしは学歴が低いから成功できない」と考える。このように日常生活の中で「Aであるから、Bできない」という理論を振りかざすのは、もはや劣等感の範疇に収まりません。劣等コンプレックスです。

嫌われる勇気 P.23 哲人の言葉 ~言い訳としての劣等コンプレックス~
みかんの花

今感じている劣等感は思い込みってこと?

ずみかん

そうだね。劣等感やコンプレックスは全て人間関係から生まれると説いてるよ。厳しいようだけど、劣等感を感じていればできないことの言い訳にできるからね。

大切なのは誰かと比較して生きるよりも、自分と比較して生きることだよって伝えてくれているんだよ。

他人がいないと、比較もできないし劣等感も生まれません。

つまり、すべての悩みは人間関係から生まれるのだと哲人は説いています。

人間関係は生活する中では切っても切り離せませんが、常に誰かと比較して勝ち負けを考えていると永遠に不幸のままです。

比較するなら、昨日の私や今日の私。どれだけ成長できたのか、どれだけ良い一日を送れたのかを比較する方がよっぽどいいということです。

自分と比較することで、”どう感じるか””どう思うか”の決定権は自らの手にあるということになります。

考え方も自分次第で変えられるのだということを伝えてくれています。

自分の幸せ=相手の幸せではない|課題の分離が大切

およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むことーあるいは自分の課題に土足で踏み込まれることーによって引き起こされます。課題の分離ができるだけで、対人関係は激変するでしょう。

嫌われる勇気 P.36 哲人の言葉 ~「課題の分離」とはなにか~
みかんの花

確かに、踏み込まれすぎるとイラっとしちゃうよね。

ずみかん

そうだね。だからこそ課題の分離が必要なんだ。自分の幸せは相手の幸せだと思い込んであれこれやるのは良くないんだ。

自分が選び取った選択で、周りがどう評価を下すのかは他者の課題であって自分には関係ないよって伝えてくれているよ。

あなたの人生はあなただけのものなのに、他者にゆだねていいの?というメッセージを受け取れます。

他者の評価や嫌われることを恐れていたら、一生不自由のままです。

心を自由にして生きるためには、「嫌われる」というコストを支払うことが必要だと説いています。

”嫌われたくない”というのは自身の課題ですが、”わたしのことを嫌うかどうか”は他者の課題です。

ですが、わたしが変われば周りは自然と変わっていきます。

承認欲求を捨ててまずは自分が変わることから始めてみましょう。

あなたは存在しているだけで価値がある

「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。ほかの人が協力的であるかどうかなど考えることなく」

嫌われる勇気 P.53 哲人の言葉 ~人は「わたし」を使い分けられない~
ずみかん

この言葉はね、アドラーが共同体感覚について聞かれたときに答えた内容なんだ。

共同体感覚っていうのは、みんな対等な関係だしココに存在してるだけであなたには価値があるんだよっていう考え方だね。


みかんの花

えー!上司とか先輩とか…対等なわけないじゃん。

ずみかん

いいや、意識の上ではみんな対等だよ。だから、主張することは主張するのが大切だと哲人は説いてるよ。主張することで、横の関係が作れていけるようになるよ。

この考えには多くの人が反感を覚えるのではないでしょうか?

私もその一人でした。みんな対等ならこんなに苦しくないはずだと。

しかし、”人は”評価”で考えるものではなく、”存在”で考えるものだから存在しているだけであなたには価値がある。”この考えには少し救われました。

日本人特有の”謙虚さ”によって主張できない世の中になりつつあると著者の岸見一郎さんも取材記事のなかで発言しています。

私も、少しずつ勇気をもって主張するようにしたら社内で感じていた疎外感が薄まりました。

対等な関係を築くためには、主張する勇気をもつことが大切なのだと学ぶことができます。

今を全力で生きればこの瞬間から幸せになれる

過去も未来も存在しないのですから、今の話をしましょう。決めるのは、昨日でも明日でもありません。「いま、ここ」です。

嫌われる勇気 P.67 哲人の言葉 ~人生最大の嘘~
ずみかん

意味がないと思っている人生に意味を与えるのは自分自身であると哲人は説いています。

過去は変えられないし、未来は見えない。でも”今この瞬間”なら変えられる。だからこそ”今を全力で生きればこの瞬間から幸せになれる”んだよと伝えてくれているんだ。

みかんの花

今なら変えられるというのはよくわかったよ。

でも、それで自由になれるの?悩まなくなるの?

ずみかん

”他者に貢献する”という目的をもって生きていれば迷うこともないし、何をしてもいいと哲人は説いているよ。これは自由を選ぶ時に必要な指針だとも説いてるよ。

世界とはわたしが今見ている景色のことです。

その景色は他人の手によって変えられるものではなく”わたし”によってしか変えることはできません。

そしてそれを変えるのは”今この瞬間である”と教えてくれています。

ただ、自由を選び取って生きようと決めたときに指針がないと道に迷ってしまうでしょう。

そこでアドラーは”他者に貢献する”という導きの星を持てば迷わないし、何をしてもかまわない。嫌われる人には嫌われて自由に生きてかまわないと説いています。

このようにして自由に生きていれば、常に幸福でいられると説明してくれています。

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まとめ

自分の人生を変えられるのは自分だけ!

他人に人生を変える権利は渡さず、今この瞬間から自分で変えていけば幸せになれる!

他人なんて気にするな!

みかんの花

読み終わってみて自分の人生なんだから、他人に左右されるなんてバカらしいって思えるようになったよ。

でもさ、言うは易く行うは難しだよね・・・。

ずみかん

そうなんだ。だから評価では実践しやすさを5にしてあるんだ。

哲人が説いている内容をすべて行えれば確かに幸せになれるかもしれない。

でもその一歩を踏み出せるかどうか…それが難しいところだよね。

みかんの花

でも、考え方は確かに変わったよ。それだけでも心が軽くなった。ちょっとだけ嫌われる勇気をもって実践してみるよ。

ずみかん

私も実践に移せるまで時間がかかったから、自分のペースで活かしていってね。

無理しないのが一番だよ!

私の人生における主人公は私だけです。

あなたがその一歩を踏み出すかどうかで人生が大きく左右されます。

ご自身のタイミングで踏み出して幸せをつかんでいきましょうね。

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ここまで読んでくれてありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう📚

ABOUT ME
ずみかん
外科・内科病棟への勤務経験がある現役看護師『ずみかん』。 人間関係・重労働・残業に悩み、看護師の働き方に疑問を抱いたのをきっかけに、人生に役立つ内容の書籍を100冊以上読み漁る。
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